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激安分離式バーナーBRS-51について

ギア
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今回は、安価で使いやすい分離式バーナーについてご紹介していきます。

一体式のバーナー、前室で使うの怖くないですか?

UL業界でおなじみのバーナーと言えばBRSの3000Tですが五徳のサイズも極小サイズのため、「小さめのクッカーで水を温める」以外の用途で使用すると不安定で中々クセのある使用感となります。

お馴染みBRS3000T。
重量26G。
収納時

展開時。
重量記載しがち。

使用時。

初めからわかっていたことですが小さいソロテント内で使用するとフライシートに燃え移っちゃいそうでなんか怖いんです。

フライシートを溶かしてしまいそうで火力弱めで使ってます。

いい感じの分離式バーナーを発見!

想像できる事故は遅かれ早かれ発生するのが世の常です。この状況を改善しようと分離式のバーナーを物色していたところアリエクスプレスで発見したのがBRS-51でした。

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発見してすぐ「良さそう!」

と思って検索してみたが全く情報が無い

いっちょ人柱になるか!と購入したのが2021年8月。当時のレートで1762円(!)でした

※2023/05月時点で2267円に値上がりしています。

輸送の遅延もなくアリエクスプレスとしては早めの2週間ほどで到着

海外通販にありがちな簡易包装で箱も軽くつぶれた状態で送られてきましたが、そんなことを気にする人はアリエクスプレスやバングッド等の海外通販を使用しない方が幸せかもしれません。

BRS-51レビュー

漂うB級品感

箱には中国語で色々書いてあるがチンプンカンプンなのでGoogle翻訳で確認。どうやら箱の蓋部分のバーコードから商品のユーザー登録をすると製品の永年無料修理が付くらしい

マジか。1800円のバーナーだぞ

ちなみに登録はしてません。なんか怖いので。

側面のQRコードはBRSの公式HPへのリンクとWeChat(中華圏でのシェアが高いSNS)へのリンクでした。SNSで「いいね」して!て事でしょう

BRS社に関しては3000Tを数年使用し、色々な環境で問題なく使用できていたため(強風時はウィンドスクリーン使用推奨!)中国企業の中でもある程度信頼できる会社なのでは無いでしょうか。

箱を開けると目にまぶしい携行イエローのプラスチックケースが、これを開けると本体が登場。

このケース要らねぇな・・・。

ちなみにケースの重量は27gでした。

鮮やかな蛍光グリーン
本体重量は181g。

重量は実測で181g。公称175gとの事ですが6gの誤差でした。

3000Tの28gと比べると6倍の重量ですが分離式のバーナーの重量と考えるとこの重量に対抗できるのは新富士バーナー(SOTO)のFUSION Trek(182g)くらいか。

製品にタグが付いてましたので一応こちらも翻訳していきます。

タグ表面
タグ表面翻訳
タグ裏面
タグ裏面翻訳

ワット数の最大値は3240W流石に盛っている気がしますが。

値段は158元とあります。158人民元は2022/1月のレートで2,864円。購入時の値段は1800円弱なので元の値段はいったいいくらなんでしょう?

燃料ホースの長さは約30㎝。

扱いやすい長さ。

イグナイター(点火装置)は無し。ライターやファイヤースターターで点火するタイプ。

イグナイターは真っ先に壊れるので初めから無くてもいい派なので問題なし。

アウトドア好きに多めなBICのライター信者です

燃料缶をテント内に置いて火加減を手元で調整しつつ安全な距離でテント内で煮炊きを行うことができます。

OD缶はテント内に。火力調整もこのままの体勢でできます。

コーヒー用のお湯を沸かす時など、朝の寝ぼけた頭では一体式だとテントを溶かさないか不安な感じでしたが、分離式だと前室に置いてもフライシートまでの余裕があり、精神安定上とても良いです。沸かしている最中のクッカーの上に手をかざしてみましたが、10㎝上くらいまではかざしていられる感じでした。

フライパンや鍋、やかんなど底面積の大きいクッカ―を使用する際にはBRS-51を使用。湯沸かしだけで良い日帰り登山の時は3000Tと使い分けようかと考えていましたが、

BRS-51の欠点が少な過ぎて買ってからこればっかり持っていってます

念のため3000Tも携行しますが、3000Tの軽さなら予備として持っていってもアリだと思います。

横尾山荘テント場にて。以外ととろ火もできるのでホットワインの保温にも使えました。
近場の低山におやつ食べ行きました。

PSLGマークは付いてません!

PSLGマークの無い製品ですが、この機能でこの価格であれば使用環境を選べば十分使用できる道具だと思います。一体型を持っているけど分離式も試してみたい、なんて方は試しに買ってみるのもアリなのではないでしょうか

※PSLPGマークの無い製品です。OD缶補償対象(生産物賠償責任保険)の適応外となる製品ですので導入を検討される方はくれぐれも自己責任でお願いします。

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