以前の記事でご紹介したTNICERのインカム「T4X」。その後、2ヶ月ほど使用して色々と微妙な点が見えてきましたので再評価していきたいと思います。
通話可能時間 かなり長い
バッテリー残量が50%以下で5時間くらい持ってしまうので評価できませんが、バッテリーの持ちに関してはかなり余裕がある印象です。電源を入れた際にバッテリーのおおよその残量をアナウンスしてくれるのも地味に良いです。
通話可能距離 それなり
公称1km以内の通話範囲と謳っていますが、流石にこれは言い過ぎ笑。大体見通し300m前後。森の中では20~30m程度の距離が無理なく会話できる限界に感じます。また、稜線のこっちと向こうではかなり電波が減衰する印象です(当たり前ですね笑)。
防水機能 等級なり
南岸低気圧の際、冷たい雨~みぞれの中を滑りましたが特に問題は出ていません。防水等級IP67なので「雨や水しぶき、偶発的な水没にも耐えられる」くらいの性能のはず。ということで妥当な性能なんでしょう。
音質 まずまず
ヘッドフォンとして音楽を聞くだけならフリードコンのT-COM SCより音質が良いと思います。そんなに大きな音で聞くわけではないので微妙な差ですが。
操作性 かなり微妙!
肝心の操作性ですが、これはかなり微妙です。以前使用してたフリードコンのT-COM SCがジョグダイヤルを装備していたうえ、真ん中の通話ボタンも大きかったので直感的に操作できたのに比べ、T4Xはボタンが並んでいるだけな上、そのボタンも小さく、グローブをした手で操作するのがかなり難しいものになっています。


正直、この操作性の悪さだけでまたフリードコンに戻そうかと検討するくらいにはストレスです。
通話の音質 正直かなり微妙
『さっき「音質はまずまず」って言ったやんけ!』って声が聞こえてきそうですが、聞いて下さい。こいつ、通話の品質がかなり微妙なんですよ笑。
まず、話し始めが聞こえないので、はじめに「あー」とか「うーん」とかの適当な声を入れる必要があります。これが結構面倒。
というかそれよりもアカンのが、「自分の声が自分のヘッドフォンから少し遅れて聞こえる」現象が出るんですが、こいつが致命的にウザいんです。
20012年に津田塾大学の栗原一貴准教授が「Speech Jammer(スピーチ・ジャマー)‐聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム」でイグノーベル賞の音響賞を受賞されましたが、まんまこの効果を体感できます笑!なんでや!
総評 ソロ使用ならいいか・・・?オススメしにくい笑!
てことで、見出しそのまんまの総評になりますが、基本的にグループで使用するのにはオススメしにくい製品になります。
ソロがほとんどで、「音楽だけ聞ければいいや」、「ごく偶にちょこっとだけ通話ができればいいや」って人にしか勧められません。その用途に絞るにしてもフリードコムの T-COM SC PLUS とかを買ったほうが操作性もよくストレスなく使用できると思いますので。基本的にはスノーボードで使用するにはオススメできない製品になるかと思います。
ってことでTNICERのT4xその後のレビューでした!
このレビューが誰かの参考になれば幸いです!
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