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登山、バックカントリーで使える神アプリ3選

スノーボード
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私が使っている神アプリ3選

すいません。煽りタイトルです。

最近では皆さんスマホに地図アプリ入れて使ってるんだろうな~。なんて思ってたんですが、ヤマケイの調査によると「地図」「GPS」を使用している登山者は概ね40~60%だったとのこと。

つまり半数の人は登山アプリを使用していないようです。

確かに紙の地図の手軽さとパッと見られる長所はスマホには無いかもしれませんが、スマホの地図アプリは紙の地図にはできない凄ワザが満載です。その機能の一端を私が使用している登山系神アプリ3選とともにご紹介していきます。

スーパー地形

Windows用の3D地図ソフト「カシミール3D」の開発者DAN杉本氏が開発した地図アプリ「スーパー地形」です。

このアプリは独自の「スーパー地形データ」と言われる画像で地形の詳細な凹凸イメージを見られ、読図による勾配や谷尾根の判断が不要になります。

更に地理院地図やGoogleマップ、バックカントリースノーボードに役立つ傾斜量分布図(雪崩関連)など100種を超える多彩な地図が使用できます。

傾斜量分布図(雪崩関連)

また「パノラマ展望図」と呼ばれる「今いる地点から見えている山の展望図を360度作成」できる神機能があり、山頂での山座同定がはかどります。

これを使うと山頂で間違った山を同定している人たちの多さに気付けます。

デメリットは有料のアプリということくらい。

といっても960円ですので、「山と高原地図」1冊分と考えたら安いものです。

このアプリは使い込めんで行くと「もう他の地図アプリいらないんじゃないか?」ってなります。

控えめに言って神です。地図アプリ界のExcelです。色々いじって楽しく使わせて頂いておりますが、使えど使えど全然使いこなしてる気になれません。

ここで紹介した機能はこのアプリの機能の0.0005%くらいです。

更にはアプリの更新も頻繁で、今なお精力的に改善され続けております。

登山に限らず地図アプリとしてイチオシのアプリですので是非お試し下さい!

ヤマレコ

YMAPと並ぶ国内大手の登山系投稿サイト「ヤマレコ」の提供するアプリ。投稿機能を使用した情報収集にもよく使用されるが、なんと言ってもこのプラットフォームの神機能は山と高原地図を使ってブラウザ上で山行計画を立てられる「ヤマプラ」と「みんなの足跡」機能でしょう。

昭文社の「山と高原地図」を始めとした登山地図はとても良い製品ですが、改定に時間がかかるため、地震や大雨による斜面の崩落・登山道の崩壊などで、実際の登山道と地図の表記が異なるケースに対応できないデメリットがあります。

そんなときもこの「みんなの足跡」機能で確認すれば他の登山者がどのように迂回したのか(あるいは引き返したのか)の確認ができます

この足跡機能、「登山道&夏道」のほかに、他の登山アプリではサポートしていない「雪山(冬道)」、「スキー(滑走)」の足跡も色分け表示され、バックカントリースノーボードの山行計画を立てる上で大きな助けとなリます

デメリットしては「無料で使用できる地図の枚数が限られる」ことと「山行記録の参照に広告の視聴が必須」という点です。しかも価格は回きりではなくサブスクなんですよね〜。悩ましい。

しかし、無料でこんな有益情報が手に入れられるのは素晴らしい。

※2022現在、雪山やスキーなどの足跡については有料会員限定の機能となっております。このためだけに有料会員になるのもな〜。と二の足を踏む値段設定ですね。

PeakFinder

あまり耳馴染みのないアプリかもしれませんが、このPeakFinder(ピークファインダー)というアプリは私の中で最近イチオシの登山系アプリです。

Peek(頂点)+Finder(探すヤツ)という名称から分かる通り、これは山座同定用アプリです。

山座同定と言ったら上記の「スーパー地形」でできるじゃん。と思った方は鋭いです。

っが!

こいつの凄いところは

「オフラインでもダウンロードしておいたデータでパノラマ展望図を作成できる」ところです。

電波が届かない場所でも容易に山座同定ができます。はかどります。

こんな感じでARで山座同定が可能カッコヨ!!

要望として、現在位置の追従はしてくれないので、「あの山なんだっけ?」て時には現在位置の所得を行う必要があるため、できれば充電中は現在位置を追従してくれるようにして欲しい事と、表示できる範囲を自分で任意に設定できない点です。

※スーパー地形は見通し50~350kmまで任意の範囲を指定できるが、表示には電波が必要なので一長一短といったところ。

こちらもデメリットは有料のアプリということくらい。

といっても610円ですので、「ビッグマックセット」より安い!即購入でしょう。

どうやって使うのよ!?

以上、イチオシのアプリ3選をご紹介しましたが、

「でもどうやって使うのよ?」ってなりますよね?

次回はこの3つを使用した私なりの計画の立て方についてご紹介していきます!

2022/01/01 追記

自分なりの山行計画の立て方について下書きしてみましたが、伝えなければいけない要素が多すぎて難航しております。

経験値、体力、山域、パーティーの構成、季節、天気、装備等々・・・。

なので、今後の山行記録の中でどのように活用していくかちょこちょこ小出しにしていこうと思います!

YAMAPも捨てがたいが・・・

おそらく登山アプリで一番のシェアを持っているのはYAMAPだと思いますが、いまいち使い勝手が悪く感じ、メインの登山アプリにはなっていません。

スーパー地形なら無制限で地図をダウンロードできるため、行った山や行こうとしている山だけでなく今後いくかもしれない山をとりあえずダウンロードしておけますが、YAMAPは無料会員には地図の枚数制限があり、そこが一番のネックになっています。

YAMAPの一番の目玉機能は他の登山者とのすれちがい通信により、多少人が入っている山であれば山行中の足取りを追える機能だと思っています。実際に遭難者の発見につながった事例もあり、有用性は高いと感じます。しかし、人気のない山にソロで入ることの多い私の山歩きとは相性が悪く、遭難時の備えはむしろココヘリの方が良いと考えています。

オフライン時の道迷い対策として

一番オススメの使用方法は、ヤマップやヤマレコなどの山行情報の「GPXデータ」をスマホ端末にダウンロードし、そのデータを「スーパー地形」で読み込んで表示するようにすれば、オフラインの状態でも先人の山行記録をたどることができます

スマホ地図を使用しているとよく言われることですが、故障やバッテリー切れのリスクについても考慮しなければいけません。モバイルバッテリーは命綱になりますので、日帰り山行の際も持ち歩くことをオススメいたします。

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