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mont-bell トレールフライヤー リールアジャスト レビュー

ギア
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今回は私が使用しているトレランシューズ、モンベルの「トレールフライヤー リールアジャスト」についてご紹介していきます。

そもそもなんでトレランシューズ?

私のシューズ遍歴ですが、以前はモンベルのトレイルクルーザー2500やテナヤブーツなどのスリーシーズン用のいわゆる重登山靴と言われる典型的な登山靴を使用していました。

数年前から娘と一緒にハイキングを行くようになったんですが、

娘、山の中でめっちゃ走るんです笑

特に下山道で。当然登山靴は走るのには不向きですので、

娘に普通においていかれる。

そこで慌ててアシックスのトレランシューズ「GELフジエリート」を購入しました。

トレランシューズだと流石に走りやすく、下山道でタイムアタックを挑んでくる娘にもなんとか対応できるようになりました。

ニューバランスの「フレッシュフォームヒエロ」で行った一切経山。この靴もコスパ良かった。
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トレランシューズを使用して驚いたのが、足が軽いと体も軽く感じることです。

靴の重量自体化が軽いのと、足首の柔軟性があるために軽快に歩け、時には走れもするため、いつも行っている山を通常のCTの半分の時間で歩くことができ驚きました。それに、軽快に歩けると爽快感があるんですよ。平坦な横移動ルートが高速道路になるイメージです。

それに味を占め、以降アルトラの「ローンピーク」やニューバランスの「フレッシュフォームヒエロ」など、何足かのトレランシューズを履き継いできましたが、モンベルの店舗に行った際、BOAシステム搭載のシューズがあることに気が付きました。

それが今回ご紹介する「トレールフライヤー リールアジャスト」です。

「BOAシステム」とは?

アメリカのBOAテクノロジー社が開発したフィッティングシステム。スノーボードブーツ用のシステムとして2001年、世界で初めてK2とVansから発売が開始されました。

ダイヤル操作で素早く簡単かつ正確にフィッティングを調整でき、今日ではスノーボードブーツのみならずさまざまな靴(トレランシューズ・自転車競技・安全靴等々)やヘルメット、スノーシューや装具など多くの場面で使用されるフィッティングシステムです。

モンベルでは、BOAシステムを搭載したシューズを「リールアジャスト」と称しています。

私もスノーボードのブーツ(サロモンのマオリBOA)で、BOAによる靴のフィッティングには慣れていましたし、4年ほどハードに使用(100日以上)して故障らしい故障も一度もなかったので、製品的にも信頼のおける機構だと思っています。

メリット

  • 着脱が楽。

何と言っても脱ぎ履きがめちゃくちゃ楽です。

もう一度言います。脱ぎ履きがめっちゃくちゃ楽です。

テン場についてテントを設営したあと、ブーツを脱いだらテントから出るのが億劫になる現象ありませんか?一度脱いでしまうとまたブーツを履くの面倒なんですよね。

今までのテント泊では、トイレに行く時やビールを買いに行くときに長靴感覚で履けるよう、脱いだ後のブーツの紐をゆるゆるの状態にして足首あたりに蝶結びにまとめ、簡単に脱ぎ履きできるようにしていました。

こんな感じにしておけば長靴のようにズリっと履けるのでそのままテントの外に出られる。

これでも一応スリッポン状態にはできるんですが、足場が悪いテント場ではしっかり履いていないと不安定なので『紐ちゃんと締めようかなぁ。でもめんどくさいなぁ・・・』などと悩むこともあったのですが、BOAならばすぐに脱ぎ履きできますので、こんな悩みとは無縁になりました。

こんな感じで一瞬でワイヤーを緩められる。履くのも簡単。

サロモンのトレランシューズにもケブラー素材のシューレースで簡単に脱着できる『クイックレースシステム』があります。私も以前履いていましたが、紐を閉めた後末端を処理しないとパチパチと靴に当たってしまうので、末端をしまうひと手間が必要です。そのためクイックレースシステムよりもBOAのほうが楽ちんです。

  • 滑りにくい

私がモンベルの靴を気に入っている理由はソールの滑りにくさです。トレイルグリッパー2というモンベル自社開発のソールを使用しており、マジで驚異の滑りにくさです。ビブラム社のメガグリップよりもグリップ力が高い最良のソールだと思っています。※個人の意見です。

特に、水で濡れた木道や、濡れた岩に対してのグリップ力はメガグリップを採用したアルトラ「ローンピーク」やニューバランスの「フレッシュフォームヒエロ」よりもはるかに強力に感じました。鳩待峠から至仏山への周回ルートでは、尾瀬の木道や至仏山の蛇紋岩といったスリッピーな場面でもしっかりグリップしてくれ、とても頼もしかったです。

これに関しては、登山系YouTuberの「たかくらや」さんも、屋久島でガイドをしている友人の話として「モンベルの登山靴を履いている人は足を滑らせる率が低い」と言っていた。との話をされていて、やはりプロのガイドさんから見てもそういう風に感じるんだな、と思った経験があります。

  • 安い

税込み¥16,390(税込)!

この値段で買えるBOAシステム搭載のトレランシューズとしては最安だと思います。

対抗馬があったら教えてほしいです!

デメリット

  • 装備が重くなるとちと役不足(誤用)

1泊程度の山行であれば、ベースウェイト7キロ以下で装備を整えられるので、足元の安定性の不足などを感じた事はありません

しかし、一度テント泊の際にカメラ装備(レンズ4本、バッテリー3つ、三脚等々)も追加してトータルウェイト12kgで尾瀬に行った時は、燧ヶ岳からの下りで右足首をグリッチョして悶絶したことがありますある程度の重量を背負う場合には、足首の安定性を高められる通常の登山靴の方が適していると思います。

カメラ機材や宴会道具などの荷物が多くなって、荷物が10キロ以上になる場合は「軽快に素早く」動くよりもむしろ「安定したペースで」動けることが重要になってきますので、そのような場合には今まで通りのブーツを使用しています。

まぁこれはデメリットと言うよりも、ただ単に私が道具の選択をミスっただけですね。

  • 防水性がない

これもトレランシューズあるあるですが、濡れたら乾くまでほっておく感じになります。

なので濡れないように歩くか、逆に濡れても乾くから気にせず行ってしまえ!の2択になるかと思います。

『そのうち乾く』と諦められればこんなところもザバザバ行けます。
  • クライミングポイントが無いので立ち込みがしにくい

これもよく言われるポイントですが、友人は剱岳にもtopoのトレランシューズで登ってました。クライミングジムに行くとクロックスで2級とか登れる人がいるように、足裏の感覚が鍛えられていればほとんどの一般ルートには対応できる、ということだと思います。

もちろん厳しいバリルートとかは重登山靴で行きますよ!崖を登るなら重登山靴。壁を登るならクライミングシューズです。適材適所でギアを選択しましょう。

  • 見た目が若干イケてない。

モンベル製品あるあるですが、もうちょっと見た目が何とかなるといいんですけどねー…。

LA SPORTIVAHoka One Oneみたいな「ぱっと見で訴求力のあるデザイン」ではありません。しかし海外の競合他社製品と比べても、機能性や品質で劣っているところはないと思いますし、めっちゃ良い製品なのにもったいないなぁ…。なんて感じます。

LA SPORTIVA (ラ・スポルティバ) Cyklon サイクロン
Hoka One One(ホカオネオネ)TECTON テクトン X 2

うん、まぁ・・・。たしかにちょっとカッコいいかも。

でもホカはBOA搭載シューズ無し。んでこの値段(税込27900円)。高杉。

競合になりそうなALTRA(アルトラ) モンブランBOAはメッチャカッコいいが価格は税込27,500の高級シューズ。やはり2万円以下で買えるトレランシューズとしてはベストに近い商品なのではないかと思います。

  • かかとの「内側部分」が若干摩耗しやすい。かも?

脱ぎ履きがめっちゃしやすいです。しやすいあまりにBOA緩めている時は、ほぼほぼスリッパのように履いています。

なので、スリップオンしているかかと部分の摩擦で内張りが擦れてそうな気がします。

今のところなんとも無いので杞憂で済めばいいんですけどね。これに関してはまた経過をレビューしていこうと思います。

まとめ

トレランシューズでテント泊登山と言うと、防水性などの面で懸念される方もいるかと思いますが、以前の記事で剣岳に登った時にも、一緒に登った友人はトレランシューズで登っていました(まー色々と経験者)。万人にトレランシューズの仕様をオススメするわけではありませんが、選択肢の1つとしてこのような手段もあると知っていただけたら良いなぁと考え紹介させていただきました。

防水性がないことや、足首の安定性の面で従来型のブーツに劣る。ソールにクライミングポイントがないため、岩稜帯での立ち込み性能がブーツに比べて劣るなど様々なデメリットもありますので、いろんなシチュエーションでいろんな装備を試して、その時の自分の山行スタイルと技量に合った装備がチョイスできるといいですね!

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