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オスプレイ(Osprey)キャンバー(KAMBER)22レビュー

ギア
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以前の記事で、モンベルのバックカントリー用バックパック『ランドナーパック15(現フォールラインパック)』をレビューしましたが、容量が少し小さく、ワンデイのバックカントリーツアー用にいくつかザックを所有しています。

似たような容量のオスプレイ『キャンバー22』とモンベル『ランドナーパック20』を持っているんですが、今回はキャンバー22についてレビューしていきたいと思います。

キャンバー22を選んだ理由

これは以前使っていたランドナーパックだけでは装備が入り切らないことが多く、その度に別に使用していたオスプレイのKODE(コード)30に詰め替えていたんですが、このコード30も少し大き過ぎることが多く、「帯に短したすきに長し」状態だったため、ちょうど良い大きさのザックとしてこのキャンバー22を選択しました。オスプレーのザックはコード30が使いやすかったので良いイメージがありましたし。

あと、メルカリでいいタイミングで出てきたってのと「形がカッコよかった」ってのもありますね笑

アウトドアマンあるあるだと思うんですが、こうやって徐々にアイテムが増えていくんですよね笑

キャンバー22スペック

KAMBER(キャンバー)22 諸元表
サイズS/MM/L
容量20リットル22リットル
重量1.20kg1.27kg
推奨パッキングウェイト7~12kg
外寸公式に記載なし縦 56x横 27x奥20cm

生地
メイン=420HDナイロンパッククロスアクセント=420Dナイロンミニチェックドビーボトム=420HDナイロンパッククロス
価格¥18,700 (税込) → 40% OFF ¥11,220 (税込)
ヘルメットキャリー内蔵アバランチギア用スリーブポケットハイドレーションスリーブ

良い点

  • ランドナーパック15より沢山物が入る

はい、当たり前ですね笑。

容量が約7リットル増えたことにより、余裕を持ったパッキングができるようになりました

ハイドレーションスリーブ。タッチペン入れてます。
Insta360用のリグを取り付けてます
  • ウェストハーネスポケットが便利

地味に便利。左腰には補給食、右腰にはケーブルロックとドライバーが入っています。

ケーブルロックとドライバーが入っています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
  • ザック形状がカッコいい

完全に嗜好の問題ですが、オスプレイのザックってカッコよくないですか?個人的にはランドナーパックよりもイケてる感が出てると思います。持ち手もすべてグローブしたままで開けやすいように大きいジッパータブが標準装備されています。

ジッパータブ標準装備で開けやすい。
  • アバランチギアに即アクセスできるオレンジのジッパータブ

ショベルやプローブなどにアクセスするためのコンパートメントにアクセスするためのジッパータブがオレンジ色になっています。パニクっている時でも間違えずにアバランチギアにアクセスできそう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
  • 背負心地はいい気がする。

背面フォームの形状がいいのでそう感じるのでしょう。ランドナーパックよりも背負い心地は良いと思います。ランドナーパックもそこまで悪くなかったのでほぼ誤差の範囲ですが。

アクセスしやすいポケットにはワックスを。
底部には水抜き穴があります。

イマイチな点

  • 重い

1.27kgと重い。450gのランドナーパック15の実に2.8倍の重量。

  • スノボつけた際の安定感が微妙

ランドナーパック15やコード30はザック本体とベルトでしっかり固定できるんですが、キャンバーはスキーを固定する「ダイアゴナルスキーキャリーをスノーボードに使用」するスキーと共用方式なんです。

ザック上部からでているベルトでボードを固定するんですが、「イマイチ安定感に欠ける」装着感です。これはちょっとマイナスポイントでした。

下部はこのベルトで固定。
上部はこのベルトで固定。
  • パネルローディング機能なし

これが一番残念なところです。パネルローディングシステムが無いんですよね。これは完全に私のミスなんですが「BC用のバックパックにこの機能が付いていないとは想定してなかった」のがいけませんでしたね。

これは結構致命的な使いにくさで、このせいで使用頻度が低くなってます。残念

ここ、開きません(泣)

パネルローディングシステムをご存じない人のために説明させていただきますが、この機能は背面にスノーシューやスノーボードをつけたままでもバックパネルを開けることによって、荷室に素早くアクセスできる機能です。

この機能によって、わざわざザックを下ろすことなく、ゴーグルや防寒着を素早く取り出すことができ、雪山での行動時間短縮につながるBCザックにはマストな機能です。

KODE30には付いてたのに!残念!

また、せっかくアバランチギアにアクセスするためにオレンジタブまで付けているのに、スノーシューやスノーボードを付けているとこのオレンジのタブを開けることができないってのはいかがなものかと思います。

キャンバーの女性版クレスタはもっと分かりやすい笑

まぁどうせアバランチギアを使う場面ではスノーシューも使うだろうって判断なのか?ちょっとここも作りに疑問を抱きます。

総評

てことで、総評としては「日帰りツアーにちょうどいいサイズ感で形がカッコいい(語彙力)けど、背面アクセスが無くて使いづらい。設計が残念なザック」て感想になります。

形はカッコいいんですけどね~。
ちょい残念な作り。

ちょっと残念な買い物でしたので恐らくもうちょい使ったらまたメルカリに放流しそうな予感。使いにくかったのでmont-bellの「ランドナーパック20」も買ってこちらを使ってますが、迷ってる方はこちらの方がオススメです

最近はランドナーパック20使うことが多い。

ちなみにmont-bellのBC用ザックは(多分)2年前から「フォールラインパック」ってザックにモデルチェンジしてます。これもカッコいいんですけど、お値段もカッコよくなってしまっているのでなかなか悩ましいところ。でもパタとかアークに比べれば値上げ率は優しめです。このところのアウトドアギアの値上がり率は結構激しめですが、mont-bellは良心的な範囲の値上げで好感が持てますね。

フォールラインパック 22 ¥19,800(税込)
フォールラインパック 33 ¥27,500(税込)

国内の他のアウトドアメーカーにとってはこれが一つの基準になってしまうので辛いところだと思いますが。

キャンバー22がアウトレットで40%OFF中です!

Ospreyの国内代理店、ロストアローのHPにてキャンバーがアウトレットで安売り中!

定価¥18,700が40%OFFの¥11,220で販売中!ゲレンデ内+αくらいで使う用途ならベストバイになりうる人も多いのでは?っと事で一応貼っておきます。

メルカリの一番安い製品でも¥11,700なので結構お買い得感あります。

追記

調べていたら、どうやらパネルローディングシステムのあるキャンバーも存在するようです。

このキャンバーには・・・
パネルローディングのジップがある!

おそらく年式により多少構造に変更があるようです。購入する際はお気をつけ下さい。商品コードOS52103003004はパネルローディングなし。商品コードOS52103002005にはパネルローディングありです。これが良かったな~。

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