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自分でできるスノーボードリペア!トップシートの補修ガイド!

MYOG
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用途に応じて数本のスノーボードを使い分けています。シーズン始めとシーズン終わりは傷ついても惜しくない傷だらけのライドワーピグ154。コイツはストラクチャーがめちゃ深いので、春のシャバ雪でもよく走ってくれるので重宝しています。パウダーが約束されているときは、フィールドアースのX2。圧倒的な浮力とヌメヌメした操作性で、パウダーの浮遊感を存分に堪能できます。そして1番使用用途が広いのがメインボードにしているTJブランドのナポレオンフィッシュ153です他にもAMICSSのXFITとかHEADのTheDayとかも持ってるんですがまぁ主にナポレオン使ってます※足は2本しかありません。

この写真のは15/16モデル
これとは別に19/20モデルも所有してます。

なんですが、コイツはちょっと激しく使うとトップシートが割れたり削れたりするんです。それもそのはず、このボードはBPF CORE (ALL BAMBOO POWER FLEX CORE)という芯材を使用しており、要は芯材及びサイドウォールが「ほぼ竹」でできているんです。しかもスプリットテールなので、応力が集中しやすいテールの端が欠けやすいんですよね。

メインで使用しているボードなので、みすぼらしいとちょっとテンションが下がります。ってわけでリペアしていきたいと思います。

材料・必要物品

  • uv硬化レジン
  • uvライト(100均で購入)

UVライトは100均のものを使用しましたが、可能であれば専用品があると効果時間が早くて楽ちん。効果時間が早いので効率よく作業が進みます。

  • 手袋(レジンを扱う際はビニール手袋着用推奨)
  • サンドペーパー(180~1000番程度)
  • カッター
  • 爪楊枝
  • ピンセット
  • そこら辺の木片(割り箸でいいと思います。今回は家に余っていた薪材のヒノキの樹皮を使用)
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手順

こんな感じで欠けています。

テール(右側)
テール(右側)

今回の補修ではナポレオンの木の質感を活かして補修したいと考え、レジンで埋めるだけではなく、欠けている部分に木片を当てて螺鈿細工(らでんざいく)のように補修していきたいと思います。

  1. テールの欠け具合を確認し、ケバやトップシートの剥がれをカッターで綺麗にしておきます。
  2. 下準備が終わった部分にUV硬化レジンを薄く塗布し硬化させます。
  3. 木片を破損箇所と同じサイズに切り出した後、UV硬化レジンを薄く染み込ませ、UV灯で硬化させておきます。
  4. 破損箇所に3の木片を配置し、UV硬化レジンで固定します。
  5. 全体をレジンで滑らかにした後サンディングして表面をなだらかに整えます。
  6. 完成!
工程3.土台を作成中。
工程4.ちょっと厚ぼったい。ここから削っていい感じにしていく。

完成図

こんな感じになりました。

右テール。まずまず。
左テール。こっちは比較的上手く行った。

ぱっと見ではほとんど気にならない程度に補修できたのでは無いかと思います。

今回使用したUV硬化レジンは、硬化後はサンドペーパーでサクサク削れる硬さでありながらも適度な柔軟性を備えており、スノーボードのような衝撃や振動が加わる部材の補修にも適した材料であると思います。

エポキシのように硬化時間に気を使わずに済みますし、UVライトを当てるだけで硬化しますので作業性にも優れています。硬化途中に多少形成したい場合はエポキシもありだとは思いますが、今回の補修においてUV硬化レジンはほぼベストな材料でした。

素人作業にしては上出来でしょう。
ぱっと見だと破損箇所は分からない感じになりました。

自己満ですが結構いい感じに補修できたと思います。

友人に確認してもらったところ、

友人
友人

んん??どこが削れてたの!?

って反応でした笑。バッチリですね。

最後に、毎回言ってますが、この方法はDIY好きの一般人が自己責任で行っている作業になります。破損が深刻な場合は専門店に修理を依頼してください。今回の補修についてはエッジに損傷が及んでいない、板自体に剥離がない前提で行っています。この作業を行う場合にはくれぐれも自己責任で、失敗しても諦めのつく板で行いましょう!この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

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