タイトルのとおりなんですが、皆さんインカムってご存知ですか?
インカムとは?
道ですれ違うツーリングの一団を注意して見ていると,結構な数のライダーさんがヘルメットの左側に小さな機械を取り付けてます。
これが、他のメンバーと会話出来るトランシーバーみたいな「インカム」って機械なんですが、
この機械をスノーボード用のヘルメットに取り付けるとちょっと便利で楽しいので紹介していきたいと思います。
どんなインカムを使用?
私が使っているインカムはFreedConnというメーカーの「T-COM SC 」という製品で、購入した時の履歴を確認するとペアで1万円にて購入。現在は1.2万程度で購入出来るようです。
セット内容
商品の内容は本体、充電ケーブル、インカム用マイクが2種類&スピーカー、ヘルメット用マウントがそれぞれ2つづつ。これだけでヘルメットへのマウントが可能な内容でした。
注意しなければいけないのはマイクについてですが、「ハードチューブマイク」と、「ホースマイク」という2種類のマイクがありますので、必ず自分の手持ちのヘルメットに適したマイクを選択してください。今回購入した製品には両方が入っていましたので、こちらに関しては特に気をつける点はありませんでした。
現在は、ジョイスティックマイクとボタンマイク(フルフェイス用)が入っているようです。
取付について
バイクでは右手はアクセルを握ってますので、インカムはヘルメットの左側に取り付けるのですが、
私の場合、電熱線ゴーグルの給電用USB端子が左側から出ています。
そのため、左側にインカムを取り付けてしまうとコードが渋滞してしてトラブルの原因になりそうでしたので、私は敢えて右側に取り付けています。
スピーカーは平型のスピーカーをヘルメットのイヤーパッド内に固定しています。
私が使っているanonとGIROのヘルメットは、イヤーパッド内のスポンジをくり抜いて、その部分にスピーカーを設置できる構造になっていましたので、変な盛り上がりもなくスマートに取り付ける事が出来ました。
マイクに関してはハードチューブマイクを使用して、こちらは右耳のイヤーパッドから外へ出して、ヘルメットのストラップに沿わせて固定しました。マイクを強く引っ張るとイヤーパッドからマイクが抜けてしまう事がありますので、必要でしたら接着剤などで固定してしまうと良いと思います。
私はヘルメットのストラップにベルクロテープで固定して使用しています。
ペアリング方法と使用方法
2台のインカムの電源ボタンを同時長押しで電源オン。そのまま電源ボタンを長押しして少し待つと「ペアリング」という音声案内が聞こえるので、その後にもう1つの方の電源ボタンの方を1回短く押す。
片方の表示が「ペアリング」もう片方が「インターコム」の表示が出て少しするとペアリング完了音が聞こえ、双方向会話ができるようになる。
一度ペアリングをしてしまえば電源が切れても紐付けられている機器の接続は切れません。
機能について
・インカム機能
ゲレンデで友人とはぐれてしまった経験はありませんか?私はよくあります。
そんな時もこいつを使えば一瞬で解決します。
見通しで約300メートル、樹林帯でも50〜100m程度の範囲で通信できますので、
ツリーランの最中に深雪にハマった場合も「ちょっとスタックしてるので少し待ってて!」「もうちょっとで脱出できる!」など現状の共有が図れます。
撮影の際なども
俺「今カメラ立ち上げてるからちょっと待ってて」、ゴソゴソ・・・「はい、どーぞー!」
友人「はーい、ドロップしまーす!」」
なんて感じで、声を張り上げる事なくコミュニケーションが図れかなり快適です。
また、パウダーが楽しめる雪深いゲレンデって、山頂付近のリフトがペアリフトだったりするので、バックパックを背負っていると2人で乗ると窮屈なことが多いんですが、インカム使えば別々のリフトに乗っても会話しながら次にどこを滑るかの相談ができたりして地味に便利です。
・電話受話機能
ヘルメットをしているときの電話って地味に面倒くさいんですよね。
スピーカーにしないと聞こえないし、そもそもグローブを外さないと電話を取れないし。
しかし、インカムを装備していれば、ヘッドセットの受話ボタンを押すだけで応答できますし、会話もヘルメットをしたままインカムで行えます。
・スピーカー機能
携帯と連携させればBluetooth経由でSpotifyやApple musicで音楽を聴きながら滑れます。
1人で滑りに行った時などは、混雑具合にもよりますが好きな音楽を聴きながら滑れ、1人では上げにくいテンションを上げる効果があります。
デメリット
こいつで通話していると、「1人でお話ししているヤべー奴に見える」みたいです。
大したデメリットではありませんね笑!
まとめ
ヘルメットのデメリットを解消し、更に便利に快適にスノーボードが楽しめるようになるTIPSでした。
私はヘルメットを2個持ちしていますので、滑りに行くときには1つを友人に渡して、話をしながらスノーボードを楽しんでいます。
BCでも快適度が上がりますので興味のある方は試してみてください!
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