山で何食べる?
山で食べるご飯の代表といえばカップヌードルかカレー飯でしょう。
私もちょっと前まで山メシはほとんどカレー飯でした。
カレー飯は重量の小さく(110g程度)、230ミリリットル程度のお湯で作ることができ、
トータルで持って行く水の量を減らすことができる素晴らしい登山飯です。
しかし、近場の低山をハイキングする際にはそこまでカリカリに軽量化する必要はありません。
むしろ多少重くても良いのでおいしい食事を楽しみたい欲が高まってきました。
そこで提案したいのが早ゆでパスタを使用した山パスタです。
準備するもの
- 早ゆでパスタ
- クノールカップスープまたはレトルトソース
- 個包装のパルメザンチーズ
- たためるミニパン16cm(適当な山フライパン)
- 縦型クッカー(レトルトの場合のみ)
下準備
使用するのはマ・マー等の早ゆでパスタです。
味付けに使用するソースはお好みのクノールカップスープ(クラムチャウダー味がオススメ)。
パッキングに余裕があるなら「青の洞窟」などのレトルトパスタソースもお勧めです。
カップスープもレトルトも外箱から出しておきましょう。
下準備として、自宅で早ゆでパスタを半分に切ってジップロックに入れておいてください。
レトルトの場合は外袋も軽く洗っておきます。
今回使用するクッカーはキャプテンスタッグの「たためるミニパン16cm」です。
作り方
①フライパンに水を入れお湯を沸かします。水の量は大体200ミリリットルちょい。
目分量でも意外と何とかなります。
②沸騰したお湯にパスタを投入します。
半分に切ったパスタがミニパンにシンデレラフィット!!
投入時、パスタがフライパンからOBしないように気をつけましょう。
③このまま指定の時間まで茹でていきます。指定の時間まで茹でると麺が柔らかくなってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、
指定時間での出来上がりを目指すとパスタが硬すぎて美味しくありませんので、
気持ち長めに茹でます(重要)。
適宜割り箸などでかき混ぜて焦げ付かないようにしてください。
④パスタを指定時間まで茹でたらカップスープの素を投入します。この時点ではフライパンの中にはカップスープの素1袋分が溶かせる程度のゆで汁があるはずです。もし茹で汁が足りなかった場合はこの段階で少しお湯を足してからカップスープを投入します。
⑤カップスープの素を投入したら全体が馴染むように全体的に混ぜ合わせます。
大体1分程度混ぜ合わせ、シャバシャバしていた茹で汁がパスタに絡んできたらほぼ完成です。
フライパンを傾けて仕上がりを確認します。
麺を寄せた時、大さじ1杯程のパスタソースが流れてくる仕上がりを目指します。
可能であればパウチのパルメザンチーズをトッピングするとアガります。
⑥完成!気持ちシャバシャバしている分には問題ありません。
食べているうちにパスタが水分を吸収してきます。
出来上がりの時点でパスタソースが流れてこないと食べ進めるうちにパサパサしてきます!
気持ちシャバっているくらいの状態に仕上げると最後まで美味しくいただけます。
レトルトソースを使うと更に旨い!
次に、レトルトパウチのパスタソースを使用する場合の作り方をご紹介します。
最近の流行は「青の洞窟パスタソース」のボロネーゼです。一食あたりのタンパク質含有量が10グラム超えで値段も200円ちょいとお手頃。何よりメッチャおいしい!
調理ではキャプテンスタッグのたためるミニパン16cmに加えてレトルトソースを温めるための深型クッカーが必要になります。
レトルトパウチを温めるので、フライパンのお湯を沸かすのと並行して深型クッカーにもお湯を沸かします。
ゴトクは「Munique(ミュニーク)」のXメッシュラージを使用。こちらの熱源はアルコールバーナーを使用しています。
フライパンでパスタを茹でるのと並行し深型クッカーでレトルトパウチを温め、
パスタが茹で上がったところでレトルトパウチを開封し混ぜ合わせて完成です。
レトルトの場合、スープの素で作るときよりも水分少なめの茹で上がりで大丈夫です。
パルメザンチーズをマシマシにしてブチ上げます(重要)。
湯煎のお湯はドリップコーヒーで再利用
レトルトを温めた湯煎のお湯でドリップコーヒーを淹れることが多いです。
そのため、レトルトパウチの袋は予め自宅で軽く中性洗剤で洗っています。ちょっと面倒くさいですが気分的に。
最近では1泊以上の山旅でも1日目の食事としてレトルトソースで作る山パスタを採用しています。
やはり美味しい食事を食べると充実した気分になれますからね!
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