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テント泊を快適にする便利技

登山
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今回は、スリーシーズン中・月一回程度のテント泊をしている私が、快適にテント泊をするために取り入れているTipsをご紹介したいと思います。

トランギアのケトルでアイロンかけ

立山三山&剱岳登山で雨に降られた際、水たまりに足を突っ込み靴下が濡れてしまった時に思いつき、やってみたら意外にうまく行った小技です。

テント場にテントを張って雨やどりしている最中、

明日、この濡れた靴下履くのやだな〜

とテンションだだ下がっていましたが、ケトルでお湯を沸かしている時に

Kei
Kei

これ、アイロンになるんじゃね?

と思い立ちました。

使っていたケトルはトランギアの0.9ℓ。ソロで使うには最適なサイズです。

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持ち手は中央付近でロックされますので、アイロンとして使用している時も「そこそこの」安定感がありました。

狭いソロテントの中で作業しましたので、気を付けなければいけないのは「あまりお湯を入れすぎるとこぼれる」と言う点です。

半分(500ml)程度のお湯を入れて行うと良いでしょう。

ちなみにアイロン台にしたのは自分の太ももです笑

無謀な方法でしたが、剱岳には乾いた靴下で登頂できました!

酒も美味かった。

「虫がいなくなる空間を作るスプレー」で快適テント空間を作る

そのまんまです。

夏のテント泊。ソロテント内で蚊の「プ~~~~ン」って音。聞きたくないですよね。

夏場はテントを設営したら、テント内に一回プッシュしています。

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お陰様でテント内で蚊に刺されたことは一度もありません

注)人によっては目がシパシパする等の症状が出ることがあるようです。また、添付文書の使用想定とは異なる環境での使用になりますのであくまでも自己責任でご使用ください。

使用済みエマージェンシーシートの有効活用

使用済みのエマージェンシーシートを適当な大きさに切ったものをものを、ザックのサイドポケットに丸めて突っ込んでいます。

休憩時、地面が濡れている時に敷いたり、ザックを地面に直置きしたくない時に敷いたりと何かと重宝しています。

また、テントの前室に靴を置いていると、昼夜の寒暖差や朝露などで靴が湿ってしまうことがありますが、靴をこのシートに包んでいるだけで防ぐことができます。

テントはどんな状況でも固定できるよう準備していく。

北アルプスの岩稜帯ではぺグは効きません。

初めての涸沢ではペグが地面に埋まらずテントの固定に難儀しました。

2021/10月の涸沢。激混みでしたがズムーズに設営できました。

テントのガイラインを岩に結びつけて固定する必要がありますので、ガイラインを長めに調整しておくか、細引きを多めに持っていきましょう。

また、事前にテン場の情報収集をして、どんな状況でもしっかりテントが張れるよう、いろいろなテントの設営方法を想定をしていきましょう。

行動食は、酒のつまみにもなるものも持っておくと一石二鳥

そのまんま。柿の種やビーフジャーキー等

耳栓は必携装備。

人気のテント場や山小屋では、人の話し声や笑い声、いびきなどで思いのほか賑やかです。

私は日が沈むと同時に寝入ることも多いですが、早い時間はまだ起きている人がたくさんいますので、賑やかでなかなか眠れなかった事があります。1つ持っていて損はないでしょう。

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ちなみに私はモルデックスのCAMOを愛用しています。

寒いときにはナルゲンボトルでカイロを作ろう

テント泊始めたばかりの頃にありがちですが、快適温度ギリギリの寝袋で特攻した結果、一晩中寒くてよく眠れなかった。なんてことが起こりがちです。

そんな時はケトルでお湯を沸かしてナルゲンボトルに入れましょう。寝袋に放り込めば即席の湯たんぽになります。熱くて火傷しそうならタオルや着替えに包んで調整しましょう。火傷に注意!

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荷物を計量してみる

UL始めた頃は、とにかく全ての道具の重さを測ってました。

荷物を軽くすればより早く遠くへ行けるからです。

ザックだけで1.8キロとかの人は一度やってみると世界が変わるかもしれませんよ!

ちょっとやり過ぎ感ありますが、なれると感覚で何キロくらいか分かるようになる。変態か!

とはいえ、最近は少し重くても良いので楽しく遊べるように、軽量性と快適性を重視しながらも嗜好品や快適グッズ等の贅沢品を取り入れ、山行全体の価値を高めるようなチョイスを心がけられるようになってきました。

おっさん化しただけかもしれませんが。

ライター&ファイヤスタータを持とう!(2023/5/14追記)

バーナーに付いている点火装置(イグナイター)、あれ結構壊れます。

しかも電子点火のイグナイターは壊れたらフィールドリペアはかなり困難です。

なので、バーナーに元から着いてた電子点火装置を外して運用してたりします。

ライターは信頼のBIC一択。

ファイヤスターターは100均でフェロセリウムのが売ってますのでそれでOK。なんならこれだけで焚き火の火おこしもできますし、軽く・小さいので一つ持っていても邪魔になりません。お守りがわりにいかがでしょう。

結露が心配だけどシェラフカバー持ってない場合(2023/10/19追記)

シェラフカバー持ってきてない人でも、テント泊だったらレインウェア持ってきてますよね?

たま~に使う1.5ウォールのソロテントを使うときにやる小技なんですが、

「寝袋の足元をレインウェアで覆う」と結構快適に寝れたりします。

私がやってる方法は以下の通り。

  1. 足元にザックを敷く
    • この時は90cmのマットで寝たので、足元にザックを敷いて不足分を補っています。
    • ザックが濡れるのが嫌でパックライナーで包んでいます。
    • ザックの上に足を乗せる。
足元にザックを敷く
ザックの上に足を乗せる。
  1. 足元にレインウェアを掛け、全体的に覆う
    • そのまんまです。
    • 私が使っているmont-bellのストームクルーザーだと、フードの部分でちょうど寝袋のフットボックス部分が覆えるくらいのサイズ感になります。袖はビラビラして邪魔なので、2回絡めあわせてヒッチして処理しています。
足元にレインウェアを掛ける
膝上から足元まで覆える防水カバーに
  1. こんな感じに足元をくるんでおくだけで、結露で寝袋を濡らしてしまう可能性を減らす事ができます。
    • テントのフライシート内部がびしょびしょでも、この方法で今まで寝袋が濡れたことはありません。と言っても外気温がマイナス2~3℃程度までの環境ですので、ダブルウォールのテントなら十分耐えられる環境なのかもしれませんが、私は精神衛生上こんな方法を採用しています。
    • レインウェアの内側が濡れていた(結露していた)事はありません。GORE-TEXなのもあるでしょうが、被せているだけなので、シェラフカバーより通気性があるのが奏功しているのかもしれません。
    • 1.5ウォールのテントだと、外気温にもよりますが、寒い時期は夜中に起きてタオルで内側を拭く必要があると思います。この方法なら幕の内側足元部分の結露から寝袋を守れる可能性が高められると思います。
    • 気のせいかもしれませんが、若干のブースト効果(2~3℃程度?)もあると感じますので、寒くて眠れなそうな時にも使えると思います。そんな時はもうレインウェアも着込んでいるかもしれませんが、朝方冷え込みそうな時などに自己責任で試してみて下さい!

思い出したら随時更新します!

ざっと思いつくものを挙げてみましたが、まだまだありそうなので、また思い出したら再掲していきます!

質問等ありましたらお気軽にコメント下さい。

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