百聞は一見にしかず。まずはこの短い動画を御覧下さい↓
タイムラプスとは
見ていただいたとおり、一定間隔で撮影した静止画をつなぎ合わせて動画にするもので、
タイム(time-時間)ラプス(lapse-経過)、『時間経過』(そのまんまだな・・・)を意味する語です。
天候の変化や雲の動きなどの時間の経過を表現でき、非日常感を手軽に演出できます。
休憩中に長回しをしているだけで動画が撮れるにも関わらず、山の風景の移り変わりや自然の息吹を感じられるタイムラプスは登山との相性抜群です。
今回は私が行っているiPhoneを用いた簡単タイムラプス撮影の手法について詳しく解説していきます。
準備するもの
- iPhone
- 三脚
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私が使っているのはULANZI(ウランジ)のMT-16。折りたためば20センチちょいの長さの棒状になってザックの隙間に差し込みやすい。重量も170gとまーまー軽量。自由雲台が標準装備(!)。3脚にも自撮り棒にもなる神三脚。今なら特選タイムセール(-26%)で¥2,070です!
- モバイルバッテリー(長時間の場合)
タイムラプス撮影の方法
iPhoneではカメラアプリにタイムラプス機能が標準搭載されています
- カメラアプリを起動すると画面下のメニューの一番左に「タイムラプス」があります。
- 「タイムラプス」を選択し画角や絞りなどを調整します。
- 赤いボタンをタップして撮影を開始します。もう一度タップすると終了して自動的に保存されます。
- タイムラプス撮影完了!正直あっけないほどお手軽に撮れます。
タイムラプス撮影のコツ
- スマホがブレないようにしっかり固定しましょう。できれば三脚が欲しいところ。三脚を使わないと次の例のように撮影中にカメラがずれて残念な結果になります。
雪の上になんとなく固定しただけだったので、固定が甘くカメラが上を向いてしまっています。
狙った画角はこちら↓
- スマホのバッテリーをもりもり消費します。長時間撮影する場合はモバイルバッテリーを用意しましょう。
- ゆっくりと動いているものや時間の変化がわかるものがおすすめです。特に雲や太陽の動きを考慮して画角を決めましょう。余談ですが、NITORIとかの家具の組み立てや絵画なんかもタイムラプスで撮ると面白い画が撮れます。
- iPhoneの仕様上、タイムラプス動画は自動的に30秒以内に凝縮されます。何分とっても自動的に30分以内に凝縮されます(大事なことなので2回言いました)。長く撮れば撮るほど動画の再生スピードが速くなるので、目的や効果に応じて撮影時間を決めましょう。
- 人が映り込むと途端にガヤガヤした感じになるので、自然をメインに撮りたいときには登山道や休憩所など人が映り込みやすい場所を避けたほうが良いと思います。涸沢などの賑わいを表現したい場合などはまた別ですが。
速度調整できないの?
大体20~30分程度の時間があれば良い感じに時間のうつろいを表現できると思いますが。速度調整が「写真」から行えないのが辛いところです。
iPhone純正の動画編集アプリ「iMovie」を使用すれば2倍まで可変できますので、編集したりする場合に使用しています。
以上がiPhoneでタイムラプス動画を撮る方法です。登山のお昼休憩中にぜひ試してみてください。
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