日帰りから二泊までのザックとして「山と道」の「MINI 」を使用しています。
見た目のかっこよさは100点なのですが、メイン気室の閉じ方(巾着)が不満でした。
少し手を加えてロールアップのみの仕様に改造してみたら、見た目も使い勝手もだいぶ良くなったのでご紹介していきます。
巾着型のデメリット
- 開閉時にスペースが必要
紐を引っ張って、開け閉めする必要があるため、開閉に大きな動作が必要で、混雑した電車やバス、軽自動車の助手席などの狭いところで開け閉めしづらい。
めいっぱい開こうとすると大きな動作が必要になるのは下の動画でも雰囲気はつかめるかな?
また、巾着を絞って閉めた後も紐がダランと垂れ下がってしまうため、何かにひっかけたりするリスクがあり、見た目的にもよろしく無い。上の動画でも最後に「ダラン」と垂れてます。
垂れ下がる紐については毎回片蝶結びで縛って末端処理をしていましたがビミョーに面倒くさいんですよね。巾着の紐がかなり長いのも面倒くささに拍車をかけています。余裕を持って開閉するため仕方ないんでしょうけどね。
- 荷物が多くなった時の見た目があまりかっこよくない。
巾着型だとどうしても荷物が多くなってしまった時に、上部の形が丸くなってしまいあまりかっこよくない感じがしていました(あくまで個人の意見です)。巾着型よりもロールアップのみの方がカチッとした見た目になって好み。THREEっぽい見た目ですね。
またこの締め方だと、
荷物が少なくなってきたときも、ロールアップの回数を増やすことで荷物をコンプレッションでき、容積が少なくなったザックでもカチッとした見た目を維持できます。小さくカチッとした収納は、見た目だけでなく、動いたときのゆすられ感も少なく快適に歩くことができますので、その観点からもおすすめの閉じ方になります。
改造方法(というほどのものではない)
という訳で早速ロールトップに改造してみました。
吹き流しの上端には紐を通すための袋上の折り返しが1センチメートルほどありますので、そこの幅に合わせて薄いポリエチレンシートを細長くカット。両面テープで折り返し部分に接着して出来上がりです。
完成図
こんな感じ。良い感じに改造できました。
山道の「THREE」に近い見た目ですね。でもTHREEの開口部のチャックは要らないと思ってます。どうせパックライナーで防水しますしね。荷物パンパンにした時締めにくくないのかな?
簡単に開閉できて動作も最小限です。
ハイパーライトマウンテンギアやZpacksのようにロールトップの内側にベルクロがついている構造は、フリースやウールなどの素材に絡んでほつれなどのトラブルを誘発する可能性があるため無用派なので、開け締め楽ちんなこの方式が個人的に一番機能的なザックの開閉方法だと思っています。
使った感じは?
めっちゃ楽ちんです。クルクル巻いてパチンと留めるだけ。
むしろこっちをデフォにしてもいいのでは?と思うほどに良い感じ。
簡単に開閉できるようになりプチストレスが解消できました。
完全に自己満ですが、遊びでやってるからこそ自分のこだわりを尊重していきたいですね。
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